虫歯にならないためにすべきこと
一度かかってしまうと取り返しがつかいものとそうでないものとがあります。取り返しがつかない代表といえば、HIVや肝炎ウイルス、そして虫歯です。どれも自然に治ることがなく、発症すると何らかの犠牲を伴います。HIVや肝炎ウイルスなどと比較すると、虫歯は至って軽い病気のように思えますが、最終的には歯そのものを失うことになるため、予防するに越したことはありません。今回はそんな虫歯にならないためにすべきことをつかもと歯科が詳しく解説します。
虫歯予防に役立つ5つの取り組み
虫歯をしっかりと予防したい人は、以下の5つを徹底しましょう。
正しい歯磨き習慣を身に付ける
虫歯予防で何よりも重要なのは、口腔ケアです。正しい方法でブラッシングするだけではなく、適切なタイミング・頻度で歯磨きを行うことが大切です。歯垢や歯石のない清潔な口内環境を維持できれば、虫歯になることはまずないでしょう。
定期検診を受ける
虫歯を予防する上でセルフケアと同じくらい重要なのがプロフェッショナルケアです。定期的な歯科検診・メンテナンスを受けて、セルフケアでは落とせない汚れも一掃しましょう。正しいセルフケアの方法も定期検診のブラッシング指導で学ぶことができます。
甘い食品を食べ過ぎない
甘いジュースやお菓子は、虫歯菌の大好物である砂糖(スクロース)が豊富に含まれています。それらを食べる量が多いほど、虫歯になるリスクも高まります。食べる頻度が最も重要で、1回の摂取量が少なかったとしても、甘い食べ物・飲み物を頻繁に口にしていると、虫歯菌の活動が活発化してあっという間に虫歯になってしまいます。
ただ、甘いものはストレスや疲れを癒す重要な嗜好品でもあるため、間食としてどうしても摂取してしまうという方もいらっしゃることでしょう。そうした場合は、キシリトールやエリスリトールといった、砂糖と同じくらい甘いけれど、虫歯菌のエサにならない代用糖が使われた製品を選ぶと良いですよ。
フッ素で虫歯を予防する
虫歯予防を第一に考えるのであれば、歯磨き粉はフッ素入りの製品を選ぶようにしましょう。フッ素による虫歯予防効果は、科学的にも実証されています。日本人の虫歯が年々減少しているのは、フッ素の虫歯予防効果が広く知られたことと強く関連しています。3ヵ月に1回の定期検診でフッ素塗布を受けることで、虫歯予防効果はさらに高まります。
唾液をたくさん出す。
唾液には、虫歯菌を殺す作用やその活動を抑える作用、さらには歯の傷を修復する作用が期待できるので、食事の時にはよく噛んで唾液腺の活動を活発化させましょう。日常的にキシリトールガムを噛むことでも唾液をたくさん出すことができます。加齢や薬の影響で唾液の分泌量が低下している人は、唾液腺マッサージを行うと良いでしょう。口呼吸でお口が乾きがちな人は、頑張って鼻呼吸へと移行してください。
まとめ
今回は、虫歯にならないためにすべきことをつかもと歯科が解説しました。虫歯は歯磨きだけをしていても予防できるものではありません。食生活を始めとした生活習慣を改め、歯科医院でのプロフェッショナルケアを継続的に受けることでしっかりと予防できるようになります。そんな虫歯予防に関心のある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。つかもと歯科は、治療よりも予防に力を入れている歯医者さんです。