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歯科治療で注意が必要になる全身の病気は?

皆さん、こんにちは。つかもと歯科です。歯科治療を受ける際、虫歯や歯周病だけでなく、全身の健康状態にも注意が必要です。実は、全身の病気が歯科治療に影響を与えることがあり、歯科医師は患者さんの全身の健康状態を把握することが重要です。

具体的には、糖尿病や高血圧症、心筋梗塞の既往歴、骨粗しょう症などの病気は、歯科治療中や治療後の経過に影響を及ぼすことがあります。今回は、歯科治療において特に注意が必要な全身の病気について解説し、問診の重要性についてもお話しします。歯科治療を安心して受けるために、ぜひご一読ください。

こんな病気は注意が必要

次に挙げる病気を患っている場合は、歯科治療で注意が必要となります。

1. 糖尿病

糖尿病は歯周病と深い関連があることが知られています。糖尿病の患者さんは免疫機能が低下しやすく、歯周病の進行が早くなりがちです。また、歯科治療後の傷の治癒が遅れることもあります。そのため、糖尿病をお持ちの患者さんは、歯科治療前に血糖値の管理が重要となります。歯科医師と連携しながら、血糖値のコントロールを行うことで、安全に治療を進めることができます。

2. 高血圧症

高血圧症の患者さんは、歯科治療中に血圧が急激に上昇するリスクがあります。特にストレスや緊張が引き金となり、血圧が上昇することが考えられます。そのため、治療前には安静に過ごし、治療中もリラックスできる環境を整えることが大切です。また、歯科医師は血圧管理のために治療中の血圧測定を行い、異常が見られた場合には治療を中断する判断をすることもあります。

3. 心筋梗塞の既往

心筋梗塞の既往がある患者さんは、歯科治療時に注意が必要です。心臓への負担を減らすため、できるだけ短時間での治療を心がけ、患者さんがリラックスできるよう配慮します。また、治療前には主治医と相談し、心臓に負担の少ない麻酔薬や薬剤の使用を検討することが大切です。血液が固まりにくくなっている薬を服用している場合も細かい配慮が必要となります。

 

4. 骨粗しょう症

骨粗しょう症の患者さんは、骨が脆くなっているため、歯科治療においても注意が必要です。特に、抜歯やインプラント治療など、骨に負担がかかる治療では、事前に骨の状態を評価し、適切な治療法を選択することが重要です。また、骨粗しょう症の治療薬が歯科治療に影響を与えることがあるため、使用している薬の情報を歯科医師に伝えることが大切です。

問診はとても重要です

歯科治療を行う際、患者さんの全身の健康状態を把握するために、問診が非常に重要となります。問診では、患者さんの病歴や現在服用している薬、アレルギーの有無などを確認します。これにより、歯科医師は最適な治療計画を立てることができ、リスクを最小限に抑えることが可能となります。特に、糖尿病や高血圧症、心筋梗塞の既往、骨粗しょう症などの病気がある場合は、正確な情報提供が求められます。患者さん自身も、自分の健康状態をしっかりと把握し、歯科医師に伝えることが重要です。

まとめ

今回は、歯科治療で注意が必要になる全身の病気について、つかもと歯科が解説しました。全身の病気が歯科治療に影響を与えることは少なくありません。糖尿病や高血圧症、心筋梗塞の既往、骨粗しょう症といった病気がある場合、歯科治療を受ける際には注意が必要です。問診を通じて正確な情報を提供し、歯科医師と連携して治療を進めることで、安心して歯科治療を受けることができます。つかもと歯科では、患者さん一人ひとりの健康状態を考慮した安全な治療を提供いたしますので、お気軽にご相談ください。

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