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永久歯が横に生えてくる原因と対処法

皆さん、こんにちは。江南市布袋のつかもと歯科です。お子さんの歯が生え変わる時期は親御さんにとっても重要な時期です。特に永久歯が横に生えてくるという問題は多くの親御さんが心配することでしょう。この記事では、永久歯が横に生えてくる原因や対処法、そしてその予防法について詳しく解説します。お子さんの将来の噛み合わせに影響を与えないよう、しっかりとした知識を持っておくことが大切です。

永久歯が横に生えてくる原因

永久歯が横に生えてくる主な原因は、以下の5つです。

1. 乳歯の早期脱落

乳歯が虫歯や外傷によって早期に抜けてしまうと、隣接する歯が空いたスペースに移動してしまい、永久歯が正しい位置に生えにくくなることがあります。特に上下の噛み合わせが不安定になると、永久歯が横に生えてしまうリスクが高まります。

2. 歯列のスペース不足

お子さんの顎が小さい場合、永久歯が生えるためのスペースが不足することがあります。この場合、永久歯が正常に並ばず、横向きに生えてくる可能性が高まります。顎の成長と歯の発達は密接に関連しており、歯列のスペースが十分でないと、正しい位置に生えにくくなります。

3. 乳歯が抜けずに残っている

乳歯が自然に抜けるべき時期に残っていると、永久歯が生えてくる方向が変わってしまい、横に生えてくることがあります。特に、乳歯が頑丈でしっかりしている場合、後続する永久歯の進行を妨げてしまうことがあるのです。

4. 遺伝的要因

歯並びの乱れは遺伝による影響も大きいです。親御さんが同様に歯の並びに問題があった場合、お子さんにもその影響が出る可能性が高く、永久歯が横向きに生えることが多く見られます。

5. 指しゃぶりや舌癖

指しゃぶりや舌を押し出す癖が長期間続くと、歯並びに影響を及ぼし、永久歯が横に生えてくる原因となります。これらの習慣は歯列の形成に大きな影響を与え、正しい噛み合わせが妨げられることがあります。

横に生えてきた永久歯の対処法

上記の理由で横に生えてきた永久歯は、次の方法で対処できます。

矯正治療

横に生えた永久歯を改善するためには、矯正治療が有効です。お子さんの成長に合わせた治療計画を立て、ブラケットやマウスピース型の矯正装置を使って歯を正しい位置に戻すことができます。乳歯が長く残っている場合は抜歯をして、永久歯の萌出を正常に促します。

永久歯が横に生えてくるのを防ぐ方法

永久歯が横に生える現象は、次の方法で予防しやすくなります。

1. 定期的な歯科検診

永久歯が正しい位置に生えるためには、定期的な歯科検診が欠かせません。歯科医師によるチェックで乳歯の抜け方や顎の成長を確認し、適切なタイミングでの治療を行うことが重要です。

2. 乳歯の健康管理

乳歯が健康であることは、永久歯が正しく生えるための前提条件です。虫歯を防ぎ、乳歯を適切な期間保持することが、永久歯の正常な発育につながります。

3. 悪習慣の改善

指しゃぶりや舌癖など、歯並びに悪影響を与える習慣は早めに改善することが大切です。親御さんの協力のもと、専門的な指導を受けながら悪習慣を直すことで、歯並びの乱れを防ぎます。

4. 適切な噛み合わせを促す

噛み合わせが適切に機能することは、永久歯が正しく生えるために重要です。硬い食べ物を噛む習慣をつけることで、顎の成長を促し、歯列のスペースを確保することができます。

まとめ

今回は、永久歯が横に生えてくる原因と対処法について、江南市布袋のつかもと歯科が解説しました。永久歯が横に生えてくることは、さまざまな要因が関係していますが、適切な対処法や予防策を講じることで、お子さんの歯並びを整えることが可能です。定期的な歯科検診や生活習慣の改善を通じて、健康な永久歯が正しく生えるようサポートしていきましょう。もしお子さんの歯の生え方に不安がある場合は、ぜひつかもと歯科にご相談ください。

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