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口呼吸を放置するリスクと改善する方法

皆さん、こんにちは。江南市布袋のつかもと歯科です。
日々の生活の中で、つい気づかないうちに行ってしまう「口呼吸」。実はこの習慣が体やお口の健康に大きな影響を及ぼすことをご存じでしょうか?口呼吸を放置すると、むし歯や歯周病などのリスクが増えるだけでなく、全身の健康や生活の質にも関わる問題となります。本コラムでは、「そもそも口呼吸とは?」から「放置するリスク」、そして「改善する方法」について詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、健康的な呼吸法への第一歩を踏み出してください。

そもそも口呼吸とは?

口呼吸とは、鼻ではなく口を使って息をする呼吸方法を指します。本来、鼻呼吸が推奨される理由は、鼻毛や粘膜がフィルターの役割を果たし、外部からの異物や細菌をブロックしてくれるためです。一方、口呼吸ではその防御機能が働かず、直接外気が体内に取り込まれます。特に子どもは、成長過程での口呼吸が歯並びや噛み合わせに悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。

口呼吸を放置するリスク

口呼吸を改善せずに放置していると、次に挙げるようなリスクが生じるため注意が必要です。

1.むし歯や歯周病のリスク増加

口呼吸を続けると、お口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、細菌の繁殖を抑える効果がありますが、乾燥によって唾液の働きが低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

2.歯並びや噛み合わせへの影響

口呼吸の習慣が続くと、舌の位置が低くなり、歯列や顎の発達に悪影響を与えることがあります。特に子どもの場合、歯並びが乱れやすくなるため、将来的な矯正治療が必要になるケースも少なくありません。

3.睡眠の質の低下

口呼吸は、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になることがあります。これにより、十分な休息が取れず、日中の集中力や活動力の低下を招く可能性があります。

 

 

4.全身の健康への影響

鼻呼吸に比べ、口呼吸は酸素の取り込み量が少ないため、全身の酸素供給が不足しやすくなります。その結果、疲労感や頭痛、免疫力の低下などが引き起こされることがあります。

5.美容や口元の見た目への影響

口呼吸による乾燥で唇が荒れやすくなるだけでなく、口元が開いた状態が習慣化すると、顔全体の印象にも影響を与えかねません。特に歯茎の露出が目立つ場合、審美的な悩みを抱える患者さんもいます。

口呼吸を改善する方法

口呼吸を改善したい場合は、次の方法を実践しましょう。

1.鼻呼吸の習慣づけ

口呼吸を改善するには、まず鼻呼吸を意識的に習慣づけることが重要です。普段から口を閉じるよう心がけ、日中や就寝時にマスクを利用することで、鼻呼吸を促すことができます。

2.専門的な治療の検討

口呼吸の原因が鼻詰まりや扁桃腺肥大の場合、耳鼻科や歯科での専門的な治療が必要です。また、矯正治療を通じて噛み合わせを整えることが、口呼吸の改善に繋がるケースもあります。

3.舌のトレーニング

舌の正しい位置を保つためのトレーニングを行うことで、自然と鼻呼吸ができるようになります。歯科医院では、舌の運動や筋トレーニングを指導している場合もあるため、相談してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、口呼吸を放置するリスクと改善する方法について、江南市布袋のつかもと歯科が解説しました。口呼吸は、放置することでお口の健康だけでなく、全身の健康や生活の質にも影響を及ぼす可能性があります。しかし、適切な方法で改善することで、そのリスクを軽減し、より快適な生活を送ることができます。江南市布袋のつかもと歯科では、患者さん一人ひとりに合わせた治療とアドバイスを提供しております。口呼吸に関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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