奥歯の噛み合わせが低いのは良くない?
皆さん、こんにちは。江南市布袋のつかもと歯科です。
「奥歯の噛み合わせが低い」ことで悩んでいませんか?奥歯の噛み合わせが低い状態とは、上下の奥歯が適切に接触しておらず、噛み合わせの高さが通常よりも低くなっている状態を指します。一見すると大きな問題ではないように思えるかもしれませんが、実は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。この記事では、奥歯の噛み合わせが低い状態の原因やその影響、そして改善方法について詳しく解説します。
奥歯の噛み合わせが低い状態とは?
噛み合わせが低くなる原因
奥歯の噛み合わせが低くなる原因はさまざまですが、主に以下のようなものが挙げられます。
歯の摩耗やすり減り:加齢や強い歯ぎしり、食いしばりによって歯がすり減ると、噛み合わせが低くなることがあります。
歯の喪失:虫歯や歯周病などで奥歯を失い、そのままにしておくと噛み合わせが崩れ、低くなることがあります。
補綴物(被せ物)の高さ不足:被せ物や詰め物の高さが適切でない場合、噛み合わせが低くなることがあります。
成長発育の影響:子どもの場合、適切な成長が妨げられると噛み合わせの高さが十分に確保されないことがあります。
奥歯の噛み合わせが低いことによるデメリット
奥歯の噛み合わせが低い状態を放置すると、さまざまな問題が生じます。
1. 顎関節症のリスクが高まる
噛み合わせの高さが低いと、顎の位置が不安定になり、顎関節に負担がかかります。その結果、顎関節症の症状(顎の痛み、開口障害、関節音など)が現れることがあります。
2. 歯の負担が増える
奥歯が適切に噛み合わないと、一部の歯に過度な負担がかかります。これにより、歯の摩耗が進み、ひび割れや破折のリスクが高まります。
3. かみ砕く力が低下する
噛み合わせが低くなると、十分な咀嚼ができなくなり、消化器官への負担が増えます。特に高齢者では、栄養の吸収に影響を及ぼす可能性があります。
4. 姿勢や全身のバランスが崩れる
噛み合わせの異常は、姿勢の乱れにもつながります。特に、首や肩のこり、頭痛などの症状が出ることがあります。
奥歯の低い噛み合わせを改善する方法
奥歯の噛み合わせが低い場合、適切な治療を行うことで改善が可能です。
1. 歯ぎしりや食いしばりの対策
ナイトガード(マウスピース)を使用することで、歯の摩耗を防ぎ、噛み合わせの低下を抑えることができます。
2. 失った歯を補う
歯を失った場合は、放置せずに適切な方法で補うことが重要です。
ブリッジ:両隣の歯を支えにして、人工の歯を入れる方法。
インプラント:人工の歯根を埋め込み、その上に歯を作る方法。
入れ歯:取り外し可能な義歯を使用する方法。
3. 被せ物や詰め物の調整
詰め物や被せ物の高さが低い場合、適切な高さに調整することで噛み合わせを改善できます。
4. 矯正治療
噛み合わせが著しく低い場合、矯正治療によって歯並びや噛み合わせを適切に整えることができます。
5. 生活習慣の見直し
硬いものばかり食べる習慣や、無意識の歯ぎしりを減らすために、ストレス管理やリラックス法を取り入れることも有効です。
まとめ
奥歯の噛み合わせが低い状態は、顎関節や歯、全身の健康にさまざまな影響を及ぼします。原因としては、歯の摩耗や歯の喪失、不適切な補綴物、過蓋咬合などが挙げられます。噛み合わせが低いまま放置すると、顎関節症のリスクや歯への負担が増し、姿勢や全身のバランスにも悪影響を与える可能性があります。
改善方法としては、ナイトガードの使用、失った歯の補填、被せ物の調整、矯正治療、生活習慣の見直しなどが有効です。噛み合わせが気になる方は、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
噛み合わせの健康を守ることで、快適な日常生活を送ることができます。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。